皆様に、ご支援とご協力を頂き、漁船の購入、リアカーの購入(荷台にパネル付)と進めてきた、「ポルノ丸」プロジェクトですが、残る収益金は340,810円となり、この使用用途を宮城県漁業協同組合(JFみやぎ)の担当者の方と相談していました。「漁船に掲げる旗や、船上の仕分け板を作るのが良いのではないか?」など、さまざまな候補の中で、検討を重ねた結果、「漁船を海から陸に揚げるための“陸揚げ用台車”を製造する資金に充てさせて頂きたい」という申し出を頂き、製作を進めていました。
を贈った山元町の漁港では、震災前、海から漁船を陸へ誘導するスロープはあったものの、スロープにレールを敷き、車や人力で漁船を引っ張って、陸まで運んでいたそうです。今回、製造した台車には車輪も付き、車や人力で運ぶという作業は変わらないものの、移動は、今までに比べてスムーズになるとのことです。また、漁港に停っている漁船すべてに使用できることも考えると、山元町の漁港の皆さんで有意義に使って頂けるアイテムになります。
今回、 を贈ってから、残金の使用方法を、半年近くの時間を要してこの台車に決定した経緯には、皆さんからの収益金を「大切に、長く、無駄のないように使用したい」という宮城県漁業協同組合の皆さんの意向がありました。宮城県漁業協同組合の方々と連絡を取り合って、現地の状況をお聞きするなかで、復興に向けての努力と強い気持ち、そして、「ポルノ丸」プロジェクトにご協力頂いた方々への感謝の気持ちを改めて感じています。 は現在、秋に始まる秋鮭定置網漁業に向けて休漁(休養)中ですが、夏が過ぎ、涼しくなる10月には出漁し、大漁の秋鮭をたくさん船に載せて、ふたたび活躍することになります。
2011年に起きた東日本大震災直後に行われたミーティングでのメンバーからのアイデアをもとに始まった、この「ポルノ丸」プロジェクト。今後も、この関係を途切らせることなく、被災地の漁業の復興とさらなる発展を願い続け、このプロジェクトがきっかけでできた縁を、1人1人が大切に今後の復興への想いにしていけたらと思います。
ご賛同、ご協力頂いた皆様、本当にありがとございました!
は山元町で作業を行っています。基本的に見学やJFみやぎおよび山元町にお問い合わせ等をされることは、業務のご迷惑になってしまいますのでご遠慮頂けますよう、引き続き、お願いします。
“つま恋ロマンスポルノ‘11 ~ポルノ丸~”義援金:2,734,711円
“東北ロマンスポルノ‘11 ~ポルノ港~”義援金:136,239円
チャリティグッズ“ハンカチ”収益金:8,181,364円
ポルノ丸プロジェクト資金総額:11,052,314円
※全て税込の金額となります。
□購入額:9,000,000円
「内訳」
船体:3,862,950円(YAMAHA製全長35フィート和船)
エンジン:2,203,950円(YAMAHA製225馬力船外機)
その他:2,933,100円(操舵機,操舵機取付,エンジン取付,操舵スタンド,漁業用艤装一式,運送費 他)
□ステンレス製リアカー:1,680,000円(10台分)
□リアカー荷台用パネル:31,500円(木材,10台分)
□陸揚げ用台車:340,814円
10月上旬、船体に の名前が入り、漁船登録後に山元町に到着しました。その連絡を受けて、メンバー2人は、10月16日(火)に山元町を訪問しました。これまでも製造途中の や、港の様子を写真では見ていたものの、実際に見るのは初めてでした。
現地では、JFみやぎ・山元支所の組合員の方々とYAMAHA(の製造会社)の方が迎えて下さいました。そして、事務所の中でお時間を頂き、震災前の港の様子などを説明して頂きました。その中で組合員の方から「40隻あった漁船が東日本大震災で1隻になってしまいましたが、今いる組合員で漁業の復興を目指し、今年の漁は昨日10月15日(月)から始まりました。 はこの港にとって4隻目の船になります。ポルノグラフィティのお2人と協力して下さったファンの皆さんのご厚意にお礼を申し上げます」と心のこもったお礼の言葉を頂きました。メンバーとスタッフからは、JFみやぎ・山元支所の方々には、 の受け入れ態勢を整えて下さったこと、YAMAHAさんには、漁船に関してのアドバイスを始め の製造を進めて下さったことに、お礼を申し上げました。
この日は天候も良く、海上も安全ということで、視察だけではなく、メンバーも実際に に乗船し、山元町の定置網ポイントまで行き、秋鮭の定置網漁を見学させて頂きました。この定置網漁では1回の漁につき、平均4tもの魚をあげるそうです。メンバー2人も、漁の様子を見て、「本当に多くの方にご協力を頂き、この船が漁業の復興に役立てることができて嬉しい」と話をしていました。
近い将来、 で獲れた魚が皆さんの食卓にあがることもあるかもしれません。
引き続き、復興の支援を続けていくことができればと思います。
尚、 を購入したあとの残額で、漁港で魚を運搬するために必要な「ステンレス製リアカー」を10台購入し、宮城県の亘理町の漁港に贈ります。また、その他にも の備品などの購入を検討しています。
今後も進捗等がありました際は、随時こちらのサイトにてご報告させて頂きます。
は山元町の一員として、復興に向けて日々活躍しています。 が漁業の運営や業務に専念できるよう、 港へ見学に行かれたり、JFみやぎおよび山元町へのお問い合わせは、大変恐れ入りますが、ご遠慮頂けますよう皆様のご理解・ご協力をお願いします。
「世の中で様々な支援がなされている中で、自分の協力がどう活かされているのかが明確にわかったら…自分達の支援がカタチになれば…」そんな想いからスタートしたこのプロジェクトが、いよいよ本当にカタチとなります。
今までこのページの中でも、できあがる船のことを“ポルノ丸”と表記してきましたが、これはつま恋LIVEやチャリティグッズの販売、チャリティグッズ購入者限定プレゼント企画、義援金の活動など、すべてのチャリティに関するプロジェクト、そして皆様とともに活動していく上でのプロジェクト名です。
まもなく船が完成するとの連絡を受け、実際の船名をどうしようかと話し合ったところ、ポルノグラフィティというアーティスト名を知らない方に対しても受け入れて頂けるように、“ポルノ丸”ではなく、新たな船名を改めてご賛同・ご協力して下さった皆さんと考えたいと、メンバーから要望がありました。
そこで、9/14(金)~9/20(木)の間、皆さんから船名を公募したところ、合計1000を超える候補を頂きました! 本当にありがとうございました。
ひとつひとつの船名を拝見させて頂き、改めて皆さんの想いがこのプロジェクトに集まっていると感動していました。
そして、頂いた船名候補の中からメンバーが 「これにしよう!」 と決めたのは……
皆さんから頂いたメールに書いてあった「これまで、ひとつの目標として掲げてきた“ポルノ丸”というプロジェクト名から“丸”は残したい」「ポルノグラフィティをきっかけに、みんなの想いがカタチになったので、ポルノグラフィティにかかわる名前にしたい」というご意見をもとに、メンバーが “ポルノの周りにできた、みんなの想いの輪”のチカラで贈ることのできた船という意味を込めて、この船名に決定しました。
各漁業組合や全国の中でも漁船の被害数が一番多かった宮城県漁業協同組合(以下、JFみやぎ)に連絡をし、今回の主旨を伝え、JFみやぎ山元支所(宮城県山元町)からのリクエストが“ポルノ丸”に一致したため、贈り先は山元町に決定しました。
山元町は、鮭とホッキ貝の漁が盛んで、ホッキ貝を無料で提供し、港をあげて開催する「やまもとホッキ祭り」では、過去に25,000人もの人たちが集まり、賑わいをみせていた町です。
現在、山元町で保管されている1隻の漁船は、震災前の2010年12月頃に港にやってきた新船で、震災時は、たまたま他の漁港にあり、津波で流されてしまった後に田んぼの中に流れ着いていたそうで、そこから引っ張りあげて山元町の港に戻り、検査などを行い使用が可能とのことで、山元支所の協同船として現在、使用されています。
山元町には、寄贈する船の他に、今後2隻の定置網用の漁船が追加され、10月から再開する漁は計4隻の船で行われるそうです。現在、山元町の漁師の皆さんは、その他に津波で流された網を保管したり、海中に沈めるアンカーを保管したり、今後の漁に向けて準備をされているようです。
チャリティグッズ購入者限定プレゼント
皆様からのお気持ちに、メンバー自身、何かお返しができないかという想いのもと、メンバーからのプレゼント企画を進めてきました。
その、メンバーからのプレゼントとは・・・・
いずれもポルノグラフィティの活動の中で、メンバーが愛用してきたアイテムです。
このプレゼント企画にたくさんのご応募頂き、ありがとうございました!
※プレゼントはご当選された方々にご連絡の上、発送させて頂きました。
当選者発表!!
昭仁より 「Fender Jaguar」 1名様
3rdライヴサーキット "ジャパンツアー"時に旅先の名古屋で購入。
LIVEではもちろん、個人スタジオでのデモ製作などを中心に使用している1本。
当選番号:04031
晴一より 「Gibson Les Paul Jr.」 1名様
LIVEではもちろん、「アポロ」「ヒトリノ夜」「ミュージック・アワー」など数々のビデオクリップでも使用し2004年に行った、5th Anniversary Special Live "PURPLE'S"では1曲目の「ミュージック・アワー」をこのギターを演奏していたことでも印象的な1本。
当選番号:07331
昭仁より 「三線」 1名様
2005年7月23日に行った“SWITCH”スペシャル公演C1000タケダ presents ポルノグラフテー IN OKINAWA Shine on the beach(宜野湾海浜公園屋外劇場)時、「Twilight,トワイライト」で昭仁が使用した三線。沖縄でのアツイ思い出がギッシリと詰まった思い出の品です。ファンクラブの会報誌20号のP.5にて、この三線を使用してリハーサルをしている姿がバッチリと記録されています。
当選番号:04591
晴一より 「C.F.Martin 000-28 EC」 1名様
ゲリラ雷雨の中で行われた、横浜・淡路ロマンスポルノ'08 ~10イヤーズ ギフト~横浜スタジアム公演(2008年9月7日)でも使用したアコースティックギター。
そのLIVEを乗り越え、今なおLIVEでは常備している1本。
晴一がリスペクトしているエリック・クラプトンのシグネイチャーモデル。
当選番号:39502
昭仁より「Gibson J-45」 1名様
GibsonのアコースティックギターといえばこのJ-45。「Winding Road」制作前に購入し、同曲をはじめ、多くの楽曲デモはこのギターで作ってきました。
活躍の場は、主に昭仁自身のスタジオで、いつも本人の身近にあった想い入れの強いギターです。
当選番号:16377
晴一より 歌詞制作時のメモ書き 計5名様
(「ヒトリノ夜」2枚、「ジレンマ」1枚、「ミュージック・アワー」1枚、「サボテン」1枚)
晴一自ら、アトリエにあったメモBOXの一番奥から引っ張り出してきた歌詞制作時のメモ書き数枚。本来の歌詞が出来上がる前の、世にまだ出ていない貴重なことばたちもそこに眠っています。当時は基本的に、紙とペンでことばを実際に書きながら歌詞を考えていたそうで、このメモ書きを見れば、当時の晴一の頭の中の様子を垣間見れるのかもしれません。
『ミュージック・アワー』当選番号:01558
『ヒトリノ夜』(01)当選番号:00107
『ヒトリノ夜』(02)当選番号:18602
『サボテン』当選番号:03889
『ジレンマ』当選番号:03281
5th ライヴサーキット "BITTER SWEET MUSIC BIZ"
昭仁/晴一のステージ衣裳(上下セット) 各1名様
ステージ用にデコレーションを施してあり、スワロフスキーが付いたり、チェーンが付いたりと細部までこだわったディテールになっています。
"BITTER SWEET MUSIC BIZ"という長いツアーで、メンバーと共にステージを盛り上げた、想い出のつまった衣裳です。love up ! 会報誌10号のP.7にも、二人がこのステージ衣裳を着ている姿が掲載されています。
『昭仁のステージ衣裳(上下セット)』当選番号:24214
『晴一のステージ衣裳(上下セット)』当選番号:19567
4th single 「サウダージ」ジャケットのぬいぐるみ 1名様
ポルノにとって初のミリオンセラーとなった「サウダージ」のジャケットを飾るぬいぐるみ。当時、“いつか何かに使えるかもしれない”という考えから、11年間保管されていたものを、メンバー自ら「ここで出さなくてどうする!」と、今回思い切ってプレゼントすることになりました。
当選番号:21584
※これらのプレゼントの転売・オークションへの出品などの行為は固く禁じます。